Santa Monicaにある SAINT JOHN’S CANCER INSTITUTEからDr. Hoonが来てくれました。このLaboには外科から林先生が留学したばかりで、先週には奥様も渡米・合流して、有意義な研究を始めているとのことです。今日は簡単なセミナーを開き、Dr.
Hoonの研究の歴史を聞き、その後当教室からは上山さんがCCR8について、西塔先生が胃がんリンパ節でのT細胞プロファイルを、そして藤川先生が胃がんとピロリの関係につき発表をしました。たまには英語での会議も気分が変わって楽しいですよね。でもなあ、英語忘れちゃったなあ。単語が出てこないですよね、コロナのせいにしちゃいましょうね。
阪野先生の論文、Tumor endothelial cell-induced CD8 + T-cell exhaustion via GPNMB
in hepatocellular carcinomaが、Cancer Scienceに。
春名さんの論文、The impact of CCR8+ regulatory T cells on cytotoxic T cell function in human lung cancerが、Scientific Reportsに。
梶川先生の論文、Tumor-infiltrating ICOS+ effector regulatory T cells in oral squamous
cell carcinoma as a promising biomarker for prognosis and Hot tumorが、Anticancer Researchに、それぞれAcceptです。
イヤー、バタバタとめでたい限りです。
もう昨年の論文数を上回りました。
3本ともが3人の博士号取得への論文となりますね。うれしい限りです。
2021年新年です。コロナで明け暮れた昨年でした。忘年会もできず、教室会も気を使い、研究会も中途半端で、変な世の中です。でも、常識が非常識となり、新たな常識が創造される今こそ、変革のチャンスです!
ここ2-3年、スクラップアンドビルドを心がけていますが、今こそその時期です。新たなステージに昇らなければ、SDGは達成できません。
かといって、今までの蓄積を捨て去ることは難しく、そのかじ取りが大事です。今年は"Scrap and build, and beyond"で行きます!
留学中の浦川先生の論文"The impact of ICOS+ regulatory T cells and Helicobacter
pylori infection on the prognosis of patients with gastric and colorectal
cancer; Potential prognostic benefit of pre-operative eradication therapy"が、Cancer Immunology, Immunotherapyにアクセプトされました。着想から検体集め、そして解析とある意味浦川先生の考えの通りに行きましたね。よかったです。あとは論理だてた展開、穴が開いていない記述、そして突っ込みへの反論への思考の構築を体得していってください。特に英語で!
この論文は、詳細な機序にまでは踏み込んでいけていない ので、研究としてはまだまだ発展の可能性を秘めています。誰か引き継いでくれないかな。
院生の澤田先生の、「PD-1+ Tim3+ tumor-infiltrating CD8 T cells sustain the potential for IFN-γ
production, but lose cytotoxic activity in ovarian cancer」、
西田先生の、「Clinical importance of the expression of CD4+CD8+ T cells in Renal Cell
Carcinoma」
がともにInternational Immunology誌への掲載が決まりました。
これで博士様に前進ですね。
2020年2月18日
院生の山本陽子先生の、「Immunotherapeutic potential of CD4 and CD8 single-positive T cells in thymic epithelial tumors」がScientifc Report誌への掲載が決まりました。
おめでとう。
2020年2月14日
女性教室員の皆さんからチョコレートをいっぱいいただきました。毎年、ありがとうございます。
2020年1月15日
院生の山本慧先生の「Tumor-infiltrating M2 macrophage in pretreatment
biopsy sample predicts response to chemotherapy and survival in esophageal
cancer」がCancer Science誌にAcceptです。おめでとう!
浦川先生の論文、Peri-operative monocyte count is a marker of poor prognosis in
gastric cancer: Increased monocytes are a characteristic of myeloid-derived
suppressor cellsが、Cancer Immunology, ImmunotherapyにAcceptです。おめでとう。
加藤先生の論文「Increased Tim-3+ T cells in PBMCs during nivolumab therapy correlate with responses and prognosis of advanced esophageal squamous cell carcinoma patients」がCancer Immunology, Immunotherapyにアクセプトされました。いや~、苦労しました。何はともあれ加藤博士の誕生ですね。
長瀬先生の胃癌ICOS/Tregの研究における免疫染色のFigureがInternational Journal of Cancerの2月1日号の表紙を飾りました!!!快挙です!!
2017年1月5日
武岡先生の研究である"NY-ESO-1 protein cancer vaccine with Poly-ICLC and OK-432
~Rapid and strong induction of NY-ESO-1 specific immune responses by Poly-ICLC~"がJournal
of ImmunotherapyにAcceptされました。新年早々、いい知らせです。
3月に卒業した長瀬先生の胃癌ICOS/Tregの研究がInternational Journal of Cancerに掲載されました。
2016年9月25~28日
NYにおいて例年のCRIがん免疫学会に参加しました。昨年よりAACR-CIMT- EATI-AACRのジョイント学会となり、約1000人の研究者が参加しました。免疫チェックポイント阻害抗体の発展によりがん免疫療法は脚光を浴びています。20年前は小さな劇場で行っていたのが隔世の感があります。当教室からは院生の武岡先生が発表を行いました。 3日目の夜にGrand Central StationのMicheal Jordan's Steak Houseにて名物のNew York Stripを食しました。